嘉義県は山を背に海に面し、国内で唯一、三大国家風景区である阿里山国家風景区、雲嘉南濱海国家風景区、シラヤ国家風景区がある地域です。山、平野、海とそれぞれ異なる雄壮な美しさと果てしなく広さが続いています。また東はツオウ族の故郷である阿里山で、台湾の最高峰である玉山に接しています。阿里山の息を呑むような雲海と日の出、天にそびえる神木、鮮やかな色の桜の花、世界的に有名な阿里山森林鉄道、静かな森の小道、谷、滝で有名です。またツオウ族に伝わる山の文化や祖先の伝説もよく知られています。
阿里山国家森林遊楽区
高山植物園と博物館 慈雲寺の正面左には1912年に建てられた面積46坪の高山植物園があり、数百種類の植物が展示されています。植物園わきの日本式建物は高山博物館で、阿里山で見られる動物、植物、蝶類、土壌、鉱物などの標本や早期の伐採、集材に使われた器具の模型、ツオウ族の古い道具や写真などが無料で見学できます。